三重県川越町の員弁川に会社員宇田仁美さん(29)が突き落とされて溺死した事件で、殺人容疑で逮捕された同僚の会社員加藤淳也容疑者(42)が、宇田さんを突き落とした場所は「橋の上から」と供述していることが12日、捜査関係者への取材で分かった。県警は現場の状況を調べ、裏付けを進めている。

2人はナガシマスパーランドなどを運営する長島観光開発(桑名市)で働く同僚。加藤容疑者は調理師で、宇田さんは営業部に勤めていた。加藤容疑者には妻子がいるが、宇田さんとも交際関係にあったとみられることが、捜査関係者への取材で判明。県警は動機や経緯を調べている。

県警は同日、加藤容疑者を送検した。

事件は8日、員弁川の河口近くにある火力発電所の作業員が、海上に浮いている女性の遺体を発見。県警が身元を宇田さんと確認して捜査していたところ、10日午前、加藤容疑者が「人を殺しました」と四日市北署に出頭した。(共同)