新型コロナウイルスの感染拡大により中国湖北省武漢市から政府のチャーター機第2便で帰国後、埼玉県和光市の税務大学校など2施設に滞在していた帰国者が14日、政府手配のバスなどで施設を退去した。いずれも再検査で陰性と確認され、帰宅が認められた。

同日午前9時すぎから、バス5台が順次、施設を出発。乗り込んだ帰国者はマスクを着け、多くが疲れた表情を見せた。タクシーに乗って退去する人の姿もあった。

第2便は1月30日、羽田空港に到着。当初、東京都内の警察大学校と西ケ原研修合同庁舎に滞在していた帰国者は、和光市の税務大学校と国立保健医療科学院に移り、経過観察していた。

厚生労働省は13日、第2便で帰国し、2施設で経過観察中だった199人について、再検査でいずれも陰性と発表。帰宅が可能になり、13日夜、一部の人は迎えの車両で施設を出た。

同省によると、第3便で帰国し、千葉県と埼玉県の宿泊施設に滞在する約140人の検体採取が13日に終了しており、早ければ14日に再検査の結果が出る見通し。(共同)