福岡市博多区で2016年、暴走したタクシーが病院に突っ込み3人が死亡、7人が負傷した事故の控訴審で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)の罪に問われた運転手松岡龍生被告(67)に福岡高裁(伊名波宏仁裁判長)は14日、1審福岡地裁に続いて禁錮5年6月の判決を言い渡した。

弁護側は車の不具合が原因で過失はなかったと無罪を主張したが、昨年3月の1審判決は、車に異常はなかったとする捜査結果などを根拠に退け「ブレーキとアクセルを間違えて踏んだ」と認定した。

1審判決によると、16年12月3日、博多区の市道を走行し、時速86キロで原三信病院の1階ラウンジに突入。入院中の遠藤一行さん(当時53)と、見舞いに来ていた花田盛幸さん(同44)、美佐代さん(同44)夫妻の3人を死なせ、ほか7人にけがをさせた。(共同)