乗客218人が新型コロナウイルスに集団感染したクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」で14日、約200人の80歳以上の乗客のうち、ウイルス検査で陰性が確認され、希望した乗客の下船が行われた。午後3時ころまでに11人の下船を行い、乗客はバスで政府が用意した宿泊先の埼玉県の税務大学校に移動した。

また、通信大手ソフトバンクと無料通話アプリLINEが、厚労省の要請を受けて厚労省コロナウイルス対応支援窓口のアカウントを開設し、乗客にiPhoneが配布された。乗客は体調に異変を感じた場合、健康相談や医薬品配布の確認などを船内の医療チームに直接、行うことが可能。アプリは昨年10月に台風19号が日本を直撃した際も利用されたが機材まで貸し出すのは初の試みだという。

埼玉県から参加する男性は「さらに感染が拡大する感じがある。19日に下船できるというが合理的、論理的にありえないのではないか」と危機感を募らせた。