東京都は14日、都内在住の2人が、新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。13日に感染が判明した、70代の男性タクシー運転手が所属するタクシー組合支部の50代女性従業員と、男性運転手が参加した新年会が開かれた屋形船にアルバイトで勤務する70代男性。この男性は新年会の前、中国・武漢からの旅行者を接客しており、身近な屋形船の宴会から、感染が広がった可能性がある。国内の感染確認は259人に増え、急速に感染拡大の様相を呈してきた。

東北医科薬科大の賀来満夫特任教授(感染症学)の話 この感染症が恐ろしいのは、感染が広がりやすいが初期症状が比較的軽いので、無理をして仕事を続けられること。インフルエンザのように発熱があれば分かりやすいが、熱がない軽い風邪のような症状であれば、医療従事者も勤務してしまう。日本では爆発的流行ではなく、散発的な流行が起こっていると考えられる。見逃さないよう警戒を。予防策をいかに徹底できるかが大切だ。