新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で延期が決まった東京オリンピック(五輪)・パラリンピック。

1年後までの開催を目指すが、専門家は開発に5~15年かかるとされるワクチンが開発される前の終息は難しいとみており、1年で事態が大幅に改善される見込みは薄い。長崎大熱帯医学研究所の森田公一所長(ウイルス学)は「ワクチンのめどが立つというのが一番安全な方法だ」と話す。米国立衛生研究所(NIH)は、抗体をつくるワクチンを開発、既に人への投与を始め、日本でも大阪大などが動物実験を開始。それでも有効性や安全性を確認するのに1年間では足りないという。