25日午前2時5分ごろ、岐阜市寺田の路上で「知人が数人の男に蹴られた」と110番があった。岐阜北署員が駆け付けると、住所不定、無職渡辺哲哉さん(81)が路上に倒れており、搬送先の病院で死亡が確認された。県警が26日に司法解剖した結果、死因は頭を強打されたことによる脳挫傷と急性硬膜下血腫と判明。県警は殺人事件と断定し、捜査している。

県警によると、渡辺さんは路上生活者(ホームレス)とみられ、頭部を骨折していたほか顔や左ひじに擦り傷があった。通報したのは一緒にいた知人女性(68)。

2人は近くの橋の下にいたが、何者かに石を投げられたため逃げだした。女性は「複数人に追い掛けられ、逃げる途中で振り返ると、渡辺さんが倒れていた」と説明している。橋の下から渡辺さんが倒れていた場所までは数百メートルだった。

現場はJR西岐阜駅から北西に約2キロの川沿い。3月に入り、付近でホームレスが石を投げられる事案が数回あり、県警は関連を調べている。(共同)