任期満了に伴う東京都知事選(7月5日投開票)は18日、告示まで1カ月に迫った。自民党の二階俊博幹事長は記者会見で、小池百合子知事が立候補すれば推薦する意向を表明した。これに先立ち安倍晋三首相(党総裁)は下村博文選対委員長と官邸で会談し、独自候補の擁立見送りは「やむを得ない」と述べた。

党本部としては、来週中にも都知事選の対応を正式決定したい考えだ。

二階氏は会見で、小池氏について「あれだけの活躍をしており、都民の支持も圧倒的にある。自民党は応援することに異議はない」と強調した。

下村氏は官邸で記者団に、新型コロナウイルスの感染拡大を挙げ「東京では緊急事態宣言が出ている。独自候補を立てて選挙できる状況ではない」と述べ、候補擁立を回避した理由を説明した。

対抗馬擁立を模索してきた党都連は18日の役員会で、週内にも党本部から独自候補擁立見送りの経緯と、選挙戦への対応について説明を受けることを確認した。

小池氏と気脈を通じる二階氏は、小池氏の支持を早々と表明。一方、2017年7月の都議選で、小池氏が率いた都民ファーストの会に惨敗した都連内には根強い遺恨がある。 (共同)