東京高検の黒川弘務検事長の賭けマージャンについて、法務省の川原隆司刑事局長は22日の衆院法務委員会で「レートは1000点を100円と換算していた」とし「賭けマージャンは許されないが、社会の実情をみると、必ずしも高額とは言えない」と答弁した。

川原局長によると、黒川氏への調査は19日に開始し、辻裕教事務次官が面談や電話で複数回聴取。黒川氏は、3年前から月1、2回程度の賭けマージャンを繰り返し、帰宅の際、記者が自分の帰宅用に手配したハイヤーに同乗したと説明した。

川原局長は常習性があったかどうかを問われ、「刑法の(常習賭博罪の)考え方を参考とすると、そのような事実は直ちには認定できなかった」と述べた。

ハイヤー利用については「社会通念上相当と認められる程度を超えた財産上の利益の供与があったとまで認められず、処分の対象事実とはしていない」と説明。その上で過去に懲戒処分を受けていないことや、同種事案の先例を考慮し、法務省の内規による訓告処分を決めたとした。(共同)