インターネットの動画中継機能を使って新型コロナウイルス対策の「無客営業」をしていたバーのドアにスプレーペイントで落書きしたなどとして、大阪府警南署が22日までに、建造物損壊の疑いで堺市の40代の無職男を逮捕していたことが捜査関係者への取材で分かった。

「店に入れてくれず腹が立った」と容疑を認めており、署は既に釈放した。

事件があったのは、大阪市中央区東心斎橋2丁目のバー「来月きっと潰れます」。店主によると、店の看板が塗りつぶされたほか、入り口ドアや周りの壁に店をののしる言葉を落書きされた。ドアの鍵穴は接着剤で埋められ、使えなくなった。

店主によると7日午前1時半ごろ、1人で無客営業をしていた女性従業員が店外から「シュー、シュー」とスプレー音が聞こえるのに気付き、携帯電話を持つ手が震えるほどの恐怖を感じながら110番した。 

捜査関係者によると、駆け付けた警察官が、バーが入る建物内で酒に酔った男を発見。男は過去に時々訪れ、「中に入れろ」などと店の前で騒いでいた。

逮捕容疑は7日未明、大阪市中央区のバーのドアや周囲の壁に落書きをした疑い。(共同)