英製薬大手アストラゼネカの日本法人は26日、英オックスフォード大と開発を進める新型コロナウイルスワクチンの日本への供給に向け、日本政府と協議を進めることで合意したと発表した。第一三共などと協力する。

菅義偉官房長官は26日の記者会見で、協議の合意に関し「政府として国内に必要なワクチンの確保にしっかりと取り組んでいる」と強調した。

英アストラゼネカは可能な限り早期の供給を開始するため、日本政府や企業の協力を得て生産能力を確保したい考えだ。

協力する企業は第一三共のほか、いずれも明治ホールディングス傘下の「Meiji Seika ファルマ」(東京)と「KMバイオロジクス」(熊本市)。3社はワクチンを容器に充填(じゅうてん)する製剤化や保管、配送を担う方向で協議を進める。

新型コロナのワクチンを巡っては、製薬ベンチャー、アンジェスが25日、国内で初めて人に投与する治験を始めると発表した。塩野義製薬なども開発を進める。海外では英アストラゼネカや米モデルナが先行している。(共同)