安倍晋三首相を継ぐ自民党の主な「ポスト安倍」候補は、2019年分の所得総額がいずれも2000万円台で、突出して多い議員はいなかった。テレビ出演料や講演料などを含む「雑所得」を比較すると、野田聖子元総務相が292万円と最多で、加藤勝信厚生労働相が254万円で続いた。共同通信の6月の世論調査で「次の首相にふさわしい人」の首位だった石破茂元幹事長は195万円となった。

雑所得を巡り、野田氏は原稿料収入と講演料を記載。加藤氏は講演料に加え、公的年金なども報告した。石破氏はテレビ出演料や印税などを記した。

岸田文雄政調会長は講演料などで118万円。小泉進次郎環境相は78万円、菅義偉官房長官は32万円、茂木敏充外相は10万円だった。河野太郎防衛相は雑所得の項目に記載がなかった。

所得総額は、菅氏が閣僚給与も含めて2766万円でトップ。茂木氏2746万円、加藤氏2481万円、河野氏2445万円、野田氏2385万円、小泉氏2253万円、石破氏2165万円、岸田氏2089万円と続いた。首相は所得総額3868万円、雑所得10万円。今回所得を報告した議員の平均所得は2427万円だった。(共同)