爆破予告文を岐阜県関市役所の上之保(かみのほ)事務所に郵送したとして、威力業務妨害容疑で同市の市議太田博勝容疑者(67)=同市広見=が逮捕された事件で、容疑となった5月7日配達の予告文に「コロナでの職員の対応がよくない。市民は不安だ」との趣旨の記載があったことが30日、同事務所への取材で分かった。

5月1日にも新型コロナウイルス感染症に言及した文面の爆破予告文が届いており、関署は30日、太田容疑者を送検し2回の予告文の関連を調べている。

逮捕容疑は、爆破予告文を同事務所に郵送して5月7日午後、市職員に爆発物の捜索をさせ、本来の市役所業務を妨害した疑い。

同事務所によると、7日の予告文はA4判ほどの大きさで封筒に入れられていた。ボールペンの手書きで、主にカタカナの文面だったという。同事務所や本庁舎に爆発物を仕掛けた旨が書かれていたが、特別な要求はなかった。

一方、5月1日には「コロナの関係で困っている。市の窓口で丁寧な対応をしてくれなかった。爆発物を仕掛けた」との市長宛ての手紙が届き、本庁舎を一時、閉鎖する騒ぎとなり、県警に被害を届けた。太田容疑者は議長経験者。(共同)