仙台市営バスの男性運転手が運転免許を持っていない未成年に空き地でバスを運転させた問題で、市交通局は1日、未成年2人に2回ずつバスを運転させたほか、運賃を取らず乗車させるなどしたとして、交通局自動車部業務課の任用職員鍋倉透運転手(24)を懲戒免職とした。「頼まれて運転させてしまった」と話しているという。

市交通局によると、鍋倉運転手は5月6日、バスを運行中に知り合いの未成年2人を3区間で運賃を取らずに乗車させたほか、同市宮城野区にある同局の車庫跡地で、無免許だと知りながら2回にわたり運転指導をし計約4分間、バスを運転させた。

所属する営業所の聞き取り調査に対し、虚偽の説明をした上、適切な報告もしなかった。

交通局は無賃乗車について鍋倉運転手から2人分の大人運賃を請求。跡地は同局が所有する空き地で、運転手の休憩やバスの方向転換のために使われている。(共同)