クラレは7日、今春小学校を卒業した子どもたちを対象に将来就きたい職業を尋ねたアンケート結果を発表した。首位は男子がスポーツ選手、女子が保育士。男女ともに医師や薬剤師が昨年から順位を上げ、担当者は「新型コロナウイルスの感染拡大を受け、人の役に立ちたいと考える子どもが増えた」とみている。

医師は男子が2位(昨年3位)で過去最高、女子は昨年の9位から4位に順位を上げた。薬剤師は女子が5位(14位)、男子が12位(18位)だった。

男子首位のスポーツ選手の内訳は、野球が35・0%で昨年の29・6%から大幅に上昇し、サッカーの33・8%を上回り初めてトップになった。昨年11月に開催された野球の国際大会「プレミア12」で日本が初優勝した影響とみられる。

女子はトップ5に看護師、医師、薬剤師の医療に関係する3職が入った。今年は人の健康を守る仕事に人気が集まり、昨年1位だった教員は6位となった。

親が就かせたい職業の首位は、男子が公務員、女子が看護師で昨年と同じ。医師はいずれも順位を上げ、男子は3位(5位)、女子は5位(7位)だった。

調査は1~3月、ランドセルをアフガニスタンに寄付する活動に協力した親子を対象に実施し、子ども1021人とその親から有効回答を得た。(共同)