東京都は12日、新型コロナウイルスの感染者が新たに206人報告されたと発表した。うち、ホストクラブなど夜の繁華街関連は44人。福祉施設や家庭内、会食での感染が上回り、75人だった。感染経路が不明なのは半数近い92人で、重症者はいない。200人台は4日連続。累計では7927人となった。

都によると、20代と30代が計133人で6割を占めた。一方、既に文京区が発表している区立認可保育園の集団感染で園児11人が計上されるなどし、10歳未満は14人。60代以上も23人だった。都の担当者は「高齢層にも感染者が出ているのが一過性なのかどうか、警戒する」とした。

家庭内感染では、出産時のスクリーニング検査で母親の感染が判明し、生後2日で陽性となった事例もあった。

1日当たりの感染者は直近7日間で平均すると約166・0人となった。12日時点の入院患者は580人で、うち5人が重症。

都内の感染者数は5月25日の緊急事態宣言解除後に増加傾向が続き、今月に入ってさらに増えている。東京から各地への波及も懸念され、都は不要不急な他県への移動を控えるよう都民に呼び掛けている。(共同)