12日投開票の鹿児島県知事選で、自民、公明両党が推薦した現職の三反園訓氏(62)が再選を果たせず、与党内で衝撃が広がっている。4年前に「脱原発」を訴えて初当選しながら当選後、トーンダウンした「本人の資質の問題」(関係者)や、保守分裂となったことが影響したとみられるが、当選した塩田康一氏の得票約22万2000票に対し、三反園氏は約19万5000票で、約2万7000票差の大敗。「再選を目指す現職の落選は、よほどのこと」(自民ベテラン)との指摘もある中、政権への批判が結果に表れたとの声も出ており、安倍晋三首相の衆院解散戦略に一定の影響を与えそうだ。首相は13日、視察先の取材で推薦候補の落選を「大変残念だ」とした上で、塩田氏との連携に意欲を示した。