結婚できると信じ込ませた女性から投資名目で約390万円の現金をだまし取ったとして、警視庁愛宕署は23日までに詐欺容疑で、住所不定、無職松崎正行容疑者(45)を逮捕した。

愛宕署によると、松崎容疑者は「身に覚えがないことはない」と供述。警視庁は、この女性を含め計7人から相談などを受けており、被害総額は約3900万円に上るとみて詳しく調べている。近畿地方の警察にも被害相談があるという。

松崎容疑者は2018年10月、埼玉県春日部市に住む30代の女性会社員と婚活パーティーで知り合った。有名国立大の講師などと身分を偽り、同月下旬に「幸せにする」と求婚したが、婚姻届を出さないまま19年4月にかけ、投資やトラブル解決名目で現金を要求し続けた。女性は逮捕容疑を含め計約930万円を渡したが、その後連絡が取れなくなったという。

逮捕容疑は、女性会社員に「海外銀行に投資口座を持っており、お金を預けてほしい」とうそを言い、18年12月に3回にわたって計約390万円を振り込ませ、だまし取った疑い。(共同)