吉野家ホールディングス(HD)は28日、2021年2月末までに牛丼チェーン「吉野家」など最大で国内外の計150店を閉店することを明らかにした。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で打撃を受けた不採算店を閉める。これに伴う費用などで、21年2月期連結決算の純損益が90億円の赤字(前期は7億円の黒字)になる見通しも発表した。

吉野家HDはグループで国内外に約3300店を展開しており、閉店は全体の約5%に当たるという。

東京都内で記者会見した河村泰貴社長は「コロナの影響は相当長期に及ぶとみている。新規出店などの投資も原則凍結した」と話した。

今後は、持ち帰り商品などを強化するとし「店の売り上げが減っても利益を出せる構造にする」と述べた。

同時に発表した20年3~5月期連結決算は、純損益が40億円の赤字(前年同期は10億円の黒字)だった。売上高は前年同期比24・8%減の396億円。新型コロナの感染拡大に伴う店舗休業や営業時間の短縮が響いた。(共同)