東京都で31日、新たに報告された新型コロナウイルスの感染者が460人台となる見通しになったことが関係者への取材で分かった。

30日の367人を上回り、2日連続での過去最多。初の400人台となって大幅に更新し、都内の悪化傾向が一層深刻になっている。7月の感染者数は合計で6400人を超え、1万2000人を超える累計感染者数の半数以上が今月だけで確認されたことになる。

都内の新規感染者は30日までの7日間で1日当たりの平均が約258・3人となっていた。30日時点の入院者数は1154人で高止まりの状態が続き、重症者は22人。都は感染状況の警戒度を4段階の指標で最も高い「感染が拡大している」とし、医療体制は2番目に深刻な「強化が必要」と位置付けている。

小池百合子知事は8月3日から31日まで酒類を提供する都内の飲食店やカラオケ店を対象に営業時間を午後10時までに短縮するよう要請し、応じた中小事業者に20万円を支給する方針を示している。

今月30日の臨時記者会見では現状を「感染拡大特別警報」の状態だと説明。今後の状況次第では「都独自の緊急事態宣言を出すことも考えないといけない」との見解を示し、都民には飲酒を伴う会食目的や夜間の繁華街への外出をできるだけ控えるよう求めた。

7月は都内の感染者数がほぼ3桁で推移し、200~300人台の日が目立っていた。(共同)