山口県の村岡嗣政知事は31日の記者会見で、「へずまりゅう」の名前で活動する自称ユーチューバーを新型コロナウイルス感染者として公表、接触者に情報提供を呼び掛けたことに関し「極めて異例だが、接触者を把握する方法がなく、やむを得なかった」と語った。

村岡知事は7月17日の会見で、「へずまりゅう」を名指しして、陽性確認前に訪れた飲食店などの行動歴をパネルで示した。感染症法は、個人情報保護に留意しながら発生状況などを公表しなければならないとしており、山口県は県内で感染者が確認された場合、行動歴や性別、年代などに限って公表している。

村岡知事は「不特定多数と接触しており、名前を明らかにしなければ感染拡大を抑えられないと判断した」と説明した。(共同)