飢餓など世界の食料問題に取り組み成果を上げた人物を表彰する「食の新潟国際賞財団」(新潟市)は31日に記者会見を開き、第6回大賞として、昨年12月にアフガニスタンで殺害された医師の中村哲さんが現地代表を務めた福岡市の非政府組織(NGO)「ペシャワール会」と、アフガン人中心の組織「PMS」(平和医療団)を選んだと発表した。

現地で医師として働きながら、用水路を建設し農業復興に尽力した中村さんの功績を評価した。会見に出席したペシャワール会の村上優会長(70)は、中村さんに関し「食は平和の礎になると話し、農業支援に力を入れていた」と回想。賞金の1千万円を現地での用水路工費に充てる考えも明らかにした。(共同)