米カジノ大手MGMリゾーツ・インターナショナルが31日、2020年4~6月期決算を発表し、売上高は前年同期比91%減の2億9000万ドル(約300億円)だった。同社は、オリックスとの共同事業体で大阪府と大阪市の統合型リゾート施設(IR)事業者公募に応じており、ビル・ホーンバックル最高経営責任者(CEO)はオンライン決算報告で「手続きを続ける」と述べた。

両社の共同事業体は、府市の公募に唯一手を挙げている。ホーンバックル氏は売上高の大幅減について、新型コロナウイルスの感染拡大で施設を閉鎖したことが影響したと指摘した。

大阪府市のIR誘致は感染拡大の影響で手続きが遅れ、26年度末とされる全面開業時期も延期となる可能性がある。ホーンバックル氏は「開業時期などは府市の判断を尊重する」とした。松井一郎市長は「経営状態は悪いと思うが、IRの魅力が失われたわけじゃない。アフターコロナの大阪の新たな産業にしたい」と市役所で記者団に話した。(共同)