三重県志摩市の志摩マリンランドはこのほど、同館で3月に初めてふ化に成功したケヅメリクガメの赤ちゃん7匹の展示を始めた。メロンパンのような愛らしい外見が人気となっている。

7匹の母ガメの「セイラ」は、怪獣ガメラのシリーズとして2006年に公開された映画でガメラの赤ちゃん役を演じ、志摩市が映画の舞台となった縁で製作会社から05年に同館に寄贈された。その後、別の水族館から雄ガメを譲り受け、今回初めて繁殖に成功。7匹はいわば「ガメラの初孫」に当たる。

同館では19年11月に8個の産卵を確認、うち7個が今年3月にふ化した。現在は甲長7~9センチ、体重120~185グラムで、餌の小松菜やカボチャを食べて順調に成長しているという。

甲羅は凹凸がくっきりとしており、同館がツイッターで紹介した動画は「メロンパンが動いているようだ」と話題を集め、再生回数は公開から2日間で10万回を超えた。里中知之館長(54)は「今のうちにかわいらしい姿を見てほしい」と話している。(共同)