米アップルの株式の時価総額が7月31日、サウジアラビア国営石油会社サウジアラムコを抜き、上場企業で世界最大に返り咲いた。

新型コロナウイルスの感染拡大で主要企業の業績が大幅に悪化する中、在宅での勤務や学習で使用する端末やサービスの需要を取り込み、業績を拡大。投資家人気が一段と高まった。

米調査会社ファクトセットによると、終値ベースでアップルは1兆8422億ドル(約203兆円)と、サウジアラムコの1兆7595億ドルを上回った。アップルの株価は前日比40・28ドル高の425・04ドルと急伸し、過去最高を更新した。今年に入って45%上昇した。

サウジアラムコは昨年12月、国内の証券取引所に株式を新規上場。アップルなどを上回り世界最大となったが、その後の原油安もあり、株価は当時をやや下回る水準にある。

アップルは前日に発表した2020年4~6月期決算で増収増益を確保。売上高は4~6月期として最高だった。タブレット端末「iPad(アイパッド)」やパソコン「マック」の売り上げが大幅に伸びた。

アップルは30日、投資家層を広げるため1株を4株に分割すると発表した。(共同)