美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が主導する大村秀章愛知県知事の解職請求(リコール)運動を巡り、リコールに反対する市民団体が6日、名古屋市内で集会を開いた。芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」に出展した美術家大浦信行さんらが抗議のメッセージを寄せた。

昭和天皇の肖像が燃えるシーンのある大浦さんの映像作品などを巡り、高須氏は大村知事の対応を問題視。名古屋市の河村たかし市長も運動を支援している。

大浦さんはメッセージで「不自由展は知事引きずり降ろしの口実で問題のすり替え。河村市長は、もうちょっと大人になって」と市長を批判。主催団体の共同代表で憲法学者の長峯信彦愛知大教授は集会で「表現の自由は社会を健全にするもの。一つ公権力につぶされれば二つ、三つ目が起きる」と訴えた。(共同)