前橋市のラブホテルで経営者の堀越つる子さん(71)が殺害された事件で、住所不定無職のベトナム人の男(30)が関与を認める供述をしていることが15日、群馬県警への取材で分かった。警視庁によると、男は同日警視庁品川署の交番を訪れ「群馬で人を殺した」と説明。前橋署に移送され、群馬県警が、既に逮捕状が出ていたタクシー無賃乗車の詐欺容疑で男を逮捕した。今後、殺人事件との関連も調べる。

堀越さんの殺害事件は10日朝に発生。前橋市のラブホテル「ポエム」敷地内で、堀越さんが血を流して倒れているのが見つかった。背中に刺し傷があったことなどから、群馬県警が殺人事件として捜査している。凶器は見つかっていない。

警視庁によると、ベトナム人の男は15日午前に警視庁の天王洲交番を1人で訪れ、「群馬で人を殺した」と話した。群馬県警によると、堀越さんの事件のことを示し、関与を認めているという。

男が逮捕された詐欺容疑は、3日午後8時40分~10時ごろ、群馬県大泉町から前橋市富士見町までタクシーに乗車し、料金約1万2000円を請求されたが、「友達からもらってくる」などとうそを言い、支払いをしなかった疑い。(共同)