東京都の小池百合子知事は16日、政府の2021年度予算案で新型コロナウイルス対策強化などに関する協力を求めるため、自民党東京都連に所属する国会議員や都議らと都内で意見交換した。小池氏は16年の都知事就任以来、文書による協力要請を続けており、面会形式は初めて。

自民党では小池氏と不仲が取り沙汰されてきた菅義偉官房長官が新総裁に就任。都連と小池氏の対立関係も長く続き、関係改善を模索する双方の動きとして注目を集めそうだ。

小池氏は15日夕、都庁で報道陣に「議会と連携しながら都政を進める意味で意見交換は大切だ」と述べた。

小池氏は初当選した16年の知事選を巡り、都連の意思決定を「ブラックボックス」と批判した経緯がある。再選した今年7月の都知事選では自民が対立候補の擁立を見送っていた。都によると、国への予算要望に関する都知事と都連の面会は15年の舛添要一知事(当時)以来、5年ぶり。(共同)