名古屋市中区の郵便局で現金221万円が奪われるなどした強盗致傷事件で逮捕、送検された住所不定、無職吉原悠佑容疑者(24)が「(事件直前)住み込みで働いていた店が新型コロナウイルスの影響で閉店した」と供述していることが17日、捜査関係者への取材で分かった。愛知県警は生活苦から事件に及んだとみている。

吉原容疑者は17日、強盗致傷罪などで起訴される見通し。

捜査関係者などによると、吉原容疑者は三重県四日市市の建設会社を辞めて、名古屋市内の飲食店で住み込みで働くようになったが、直後に閉店したとみられる。周囲には「(飲食店の)店長をすることになった」と話していたという。

事件は8月17日午後、名古屋南大津町郵便局で発生。吉原容疑者は銃刀法違反容疑で現行犯逮捕され、その後、強盗致傷の疑いで再逮捕された。再逮捕容疑は、居合わせた女性客を人質に取り、現金を奪った上、逃走中に女性を引きずるなどして軽傷を負わせた疑い。(共同)