シリアでジャーナリスト後藤健二さんや湯川遥菜さんらの殺害に関与したとして米当局が起訴した過激派組織「イスラム国」(IS)の戦闘員2人の司法手続きが9日、南部バージニア州の連邦地裁で行われ、2被告は無罪を主張した。

具体的な公判期日は設定されなかった。連邦地検によると、来年1月15日に予定される次回手続きで、公判期日を決めるための議論が改めて行われる。

2人は英国生まれのアレクサンダ・コテイ被告(36)と英国育ちのシャフィ・シェイク被告(32)。日本人2人の殺害ほう助や米国人4人に対する誘拐や共謀殺人の罪などで起訴された。

覆面男「ジハーディ(聖戦士)・ジョン」の通称で知られ2015年に米軍の空爆で死亡した英国人モハメド・エンワジ容疑者らと共謀したとされる。日本人2人の殺害に関する動画は15年1月に公開された。

法廷での審理を通じて、ISが日本人を狙った理由や殺害状況などが明らかにされるかどうかに関心が集まっている。(共同)