日本学術会議が推薦した新会員候補者6人が任命を拒否された問題で、仏教の住職やキリスト教の牧師ら73人が13日、「学問の自由の侵害を許すことは信教の自由の侵害に及び、社会から批判的精神が失われる」として抗議する共同声明を発表した。

声明は「学問の自由とは権力にこびず、批判的精神を尊び、真理を探究する道で、信教の自由の重要性と深くつながる」と指摘し、菅義偉首相に謝罪と拒否の撤回を求めた。

記者会見した日本キリスト教協議会の金性済総幹事(67)は「戦時中、学問も宗教も抑圧された。学問の危機は、自らの危機だ」と訴えた。(共同)