イタリア政府は16日、新型コロナウイルスの感染者が前日から1万10人増え累計約39万人になったと発表した。

1日での新たな感染者が1万人を超えたのは初めてで、3日連続で過去最多を更新した。新たな死者は55人で、前日発表の83人から減少した。死者数の累計は約3万6000人となった。

コンテ首相は今月13日に新たな首相令を出し、外出時の屋外でのマスク着用を原則義務とするなど感染拡大防止のための制限措置を強化した。

新規感染者が増えている背景にはウイルス検査の実施数増加もあるとみられている。

イタリアではロックダウン(都市封鎖)実施中だった3月下旬に1日の死者が900人を超え、北部などが医療崩壊に陥ったが、その後減少。バカンスシーズン以降、感染者と共に再び増加傾向にあり、より厳しい首相令を求める声も上がり始めている。(共同)