18日午後3時半ごろ、山口県光市島田のJR山陽線島田-光間で、遮断機や警報機のない踏切を歩いて横断していた2人が貨物列車にはねられ、現場で死亡が確認された。県警によると、2人は同市上島田2丁目で同居する森千賀子さん(83)と、娘の千恵美さん(59)という。

JR西や県警によると、22両編成(機関車1両と貨車21両)の福岡貨物ターミナル発新潟貨物ターミナル行きの上り列車。現場の線路はほぼ直線で、踏切は幅約1・1メートル、長さ約11メートル。注意を呼び掛ける看板はあるが、列車の接近を知らせる機器はなかった。

運転士は「下り線の方から2人が入ってきたのが見え、非常ブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているという。JR西から午後3時35分ごろ「貨物列車と人が接触した」と110番があった。運転士にけがはなかった。

運輸安全委員会は18日、鉄道事故調査官2人を指名した。19日に現地に派遣する見通し。

山陽線は柳井-下松間の上下線で一時運転を見合わせたが、約3時間後に運転を再開した。上下線計12本が運休、計5本が最大60分遅れ、約2000人に影響した。(共同)