さいたま地検熊谷支部は20日、埼玉県上里町の自宅で食用に豚を解体したとして、と畜場法違反の罪で、ベトナム国籍のチャン・スアン・コン容疑者(29)を起訴した。

起訴状によると、食肉処理場として許可を得ていない自宅アパートの浴室で8月9~13日、豚1頭を解体したとしている。

北関東で相次いだ家畜や果物の窃盗事件の捜査で浮上。県警によると、コン被告のスマートフォンから解体の様子を撮影した画像や、豚肉の購入を持ち掛けるメッセージが見つかった。コン被告は入管難民法違反容疑で逮捕された後、と畜場法違反容疑で再逮捕された。

豚の解体を巡っては、群馬県警もベトナム国籍の4人をと畜場法違反容疑で逮捕したが、前橋地検はいずれも不起訴処分としている。(共同)