大学入試センター試験の後継として来年1月に初めて実施される大学入学共通テストで、大学入試センターは20日、新型コロナウイルス対策など受験する際の注意点を公表した。マスク着用を正当な理由なく拒否すれば受験を認めない。試験の2週間前から体調管理を徹底し、万全でなければ追試験を選ぶよう呼び掛けた。

12月15日までに受験票とともに受験生へ配布する「受験上の注意」に盛り込んだ。試験会場ではマスクの常時着用が原則で、フェースシールドのみは認めない。感覚過敏などで困難な受験生は、本番3日前までに医師の診断書を提出し、別室での受験となる。事前に相談せず着用しない場合は受験できない。

休憩時間や昼食中は会話を控えるよう強調。所持品は受験票や鉛筆に加え、予備を含めたマスク、外気温が低い中での教室の換気に備えた上着などを明記した。

試験の1~2週間前からは体温測定などで体調管理に努め、同封の「健康観察記録」への記入を要請。発熱やせきがある場合は医療機関の受診を推奨し、当日までに体調が回復しなければ追試験を申請するよう求めた。

濃厚接触者と認定された受験生は<1>PCR検査で陰性<2>会場まで公共交通機関を利用しない-などの条件を満たせば受験を認める。

共通テストは来年1月16、17日に第1日程を実施。高校の長期休校で学習遅れが認められた現役生や、第1日程を受けられなかった受験生が対象の第2日程は同30、31日。第2日程を欠席した場合は2月13、14日の特例追試験を受ける。(共同)