公明党の山口那津男代表は22日、広島市を訪れ、2014年に発生した土砂災害の復旧状況を視察した。次期衆院選で広島3区に斉藤鉄夫副代表を擁立することを決めた理由を報道陣に問われ、同区が地元の河井克行元法相=自民党を離党=が公選法違反罪で公判中となっていることに言及。「著しい政治不信を招いた。信頼回復に努力することが与党としての責任だ」と述べた。

一方で、自民党広島県連も河井氏に代わる公認候補を立てるため選挙区支部長を公募していることについて、山口氏は「与党の重要な議席をどう維持確保するかの観点で、大局的な判断をすべきだ」と語り、両党で協議を尽くすとした。

視察現場がある同市安佐南区は広島3区内。山口氏は、同行した斉藤氏に「誠実さで有権者の信頼を勝ち得てほしい」と期待した。

広島3区では、立憲民主党公認の新人ライアン真由美氏(57)が立候補を表明している。(共同)