米中西部ウィスコンシン州の病院で薬剤師の男が新型コロナウイルスのワクチンを冷凍庫から外に出し、使えなくしたとして逮捕された事件で、男が「ワクチンはDNAを変えてしまう」もので有害だとの陰謀論を信じていることが分かった。米メディアが警察当局の話として5日伝えた。

逮捕されたのは、同州グラフトンの病院に勤務していたスティーブン・ブランデンバーグ容疑者(46)。昨年12月下旬、冷凍保存が必要な米バイオテクノロジー企業モデルナ製のワクチン570回分を冷凍庫から出し、意図的に使えなくしようとした疑いがある。容疑を認めているという。

容疑者は昨年6月から妻と離婚協議中。妻側は、容疑者が政府によるサイバー攻撃の計画を口にするなど「陰謀論に取りつかれ、世界の終わりが近づいていると信じている」と主張している。(共同)