第2次海部改造内閣で法相を務め、死刑執行を拒否した左藤恵(さとう・めぐむ)氏が9日午前1時12分、慢性心不全のため大阪市天王寺区の病院で死去した。96歳。大阪市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。喪主は長男一義(かずよし)氏。新型コロナウイルスの収束後、お別れ会を開催する。

1969年の衆院選旧大阪6区に自民党から出馬し初当選。その後10回の当選を重ね、2000年に引退した。真宗大谷派の僧侶で、90年12月~91年11月の在任期間中に死刑執行命令書への署名をしなかった。退任後は「死刑廃止を推進する議員連盟」の会長を務めるなど、廃止を訴えた。(共同)