携帯電話大手ソフトバンクの高速大容量の第5世代(5G)移動通信システムに関する営業秘密を持ち出したとして、警視庁は12日、不正競争防止法違反(営業秘密領得)の疑いで、「楽天モバイル」に転職した元ソフトバンク社員の40代の男を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。

逮捕容疑はソフトバンクに勤務していた際、同社の5G技術情報を添付したメールを自分に送信し、営業秘密を不正に持ち出した疑い。直後に同社を辞め楽天モバイルに入社したという。

5Gのサービスはソフトバンク、NTTドコモ、KDDI(au)の大手3社が2020年3月から運用を始め、楽天モバイルは3社より遅れて参入。警視庁は業界内の激しい競争が事件の背景にあるとみて調べている。(共同)