愛知県の大村秀章知事は12日の記者会見で、同日午後にも岐阜県と共に新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の再発令を政府に要請すると表明した。要請に先立ち岐阜、三重両県知事とテレビ会議を開き、要請方針とコロナ対策での連携を確認した。

大村氏は会見で、11日現在の県内の入院者が696人で過去最多になったと指摘し「感染状況は大変厳しい。東海3県で意思確認した上で国に要請する」と述べた。6日以降、西村康稔経済再生担当相と調整を続けているとも説明した。

岐阜県の古田肇知事はテレビ会議で「岐阜では病床使用率が悪化しており、緊急宣言を要請したい」と述べた。

三重県の鈴木英敬知事は、同県への緊急宣言発令は要請しないとする一方、県独自の宣言を出して両県と連携して対策に当たると強調した。

愛知県は県内全域で、酒類を提供する飲食店に午後9時までの営業時間短縮を要請している。大村氏は今後、時短は午後8時、酒類提供は午後7時までに厳格化し、要請も飲食店全般に拡大するとの見通しを示した。(共同)