新型コロナウイルスの感染拡大を受け、首都圏の知事や国土交通省から検討を要請されていた終電時刻繰り上げの前倒しについて、JR東日本が20日から実施することを軸に大手私鉄などと調整していることが12日、分かった。JR東関係者が明らかにした。

関係者によると、現行のダイヤのままで深夜帯の列車を回送や運休などにする。各社が春のダイヤ改正で予定していたのと同じく、最大30分程度の繰り上げになるもようだ。

JR東は3月のダイヤ改正で、首都圏18路線の終電を最大約37分繰り上げる予定。複数の大手私鉄も春から10~30分の繰り上げを計画していた。

終電繰り上げについて、鉄道各社は深夜の線路保守作業の時間を拡大するため春から実施する方針だった。小池百合子東京都知事ら1都3県の知事や国交省は、感染を防ぐため人の流れを抑制するとして、実施の前倒しを検討するよう要請していた。(共同)