JR新潟駅近くの繁華街で2019年、飲食店店員の女性を刺殺したとして、殺人と銃刀法違反などの罪に問われていた無職斎藤涼介被告(26)が勾留されていた新潟刑務所で病死していたことが14日、関係者への取材で分かった。

起訴状によると、斎藤被告は19年11月15日夜、新潟市中央区のビル内で、飲食店店員石沢結月さん=当時(20)=の胸などを牛刀で複数回刺して殺害したとしている。まだ公判は始まっておらず、公訴棄却となる見通し。

刑務所によると、斎藤被告の死因は急性腎不全で、今月3日午後0時半ごろ、巡回中の職員が単独室の布団であおむけに寝ている被告に声を掛けたが返答がなく、呼吸が停止していた。119番通報し、職員が心臓マッサージなどを施したが、約2時間後に刑務所の医師が死亡を確認した。

同刑務所は「被告に持病があったという情報は聞いていない」と説明している。(共同)