東京五輪聖火リレーを中止する意向を表明した島根県の丸山達也知事が25日に上京し、自民党の竹下亘元総務会長(衆院島根2区選出)ら地元選出の国会議員に、中止意向を表明した自身の意図を直接説明する方向で調整していることが21日、複数の関係者への取材で分かった。

竹下氏らと経済産業省などの政府担当者に対し、新型コロナウイルスの対策強化や経済支援も要望する方針。県の担当部局の職員も同行し、県内の飲食店の窮状も説明する。丸山氏は19日の記者会見で、説明や要望について「できるだけ早く行きたい」と述べていた。

中止意向の表明について、竹下氏は「注意する」と不快感を示しており、丸山氏は丁寧に意図を伝える考え。

丸山氏は17日、県内で実施予定の聖火リレーについて「協力、実施していくことは今の状況ではできない」と中止の意向を表明。政府や東京都の新型コロナ対応が不十分であることを理由とし、五輪の開催にも反対する方針を明らかにした。(共同)