東京オリンピック(五輪)聖火リレーを中止する意向を表明した島根県の丸山達也知事が25日に上京し、自民党の竹下亘元総務会長(衆院島根2区選出)ら地元選出の国会議員に、自身の意図を直接説明する方向で調整していることが21日、複数の関係者への取材で分かった。

竹下氏らと経産省などの政府担当者に対し、新型コロナウイルスの対策強化や経済支援も要望する方針。県の担当部局の職員も同行し、県内の飲食店の窮状も説明する。丸山氏は19日の会見で、説明や要望について「できるだけ早く行きたい」と述べていた。

丸山氏の聖火リレー中止意向について、竹下氏は「発言は不用意。注意しようと思っている」と不快感を示したが、この発言への批判は強い。島根は「竹下王国」で知られるが、丸山氏は保守分裂となった19年4月の知事選で竹下氏らが支援した候補などを破り、初当選した経緯がある。