国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金を他にも詐取したとして、島根県警が詐欺容疑で東京都港区の慶大4年、鶴岡嵩大被告(22)=同罪で起訴=を近く再逮捕する方針を固めたことが21日、捜査関係者への取材で分かった。

鶴岡被告はプロ野球南海(現ソフトバンク)監督を務めた故鶴岡一人氏の孫で、慶大野球部で活動していた。県警は、被告と共謀したとして同容疑で愛知県春日井市の田中幸一容疑者(22)も近く再逮捕する方針。捜査関係者によると、2人が関与した給付金の申請件数は十数件で、1000万円以上を不正受給したとみられる。

県警は、受給対象でない松江市の男性に昨年7月に申請させ、中小企業庁から男性の口座に給付金100万円を振り込ませて詐取したとして、1月26日に鶴岡被告を、今月2日に田中容疑者をそれぞれ逮捕した。

鶴岡被告が申請者から数十万円の「指南料」を受け取り、田中容疑者がそのうち数万円を「紹介料」として得ていたとみられる。(共同)