菅義偉首相の長男らによる接待問題が、22日の衆院予算委員会集中審議で主要テーマになる。放送事業会社に勤める首相の長男が総務省幹部を接待した際、同省の許認可に絡む放送事業の話題が出たことが、「文春オンライン」の音声データの発覚で表面化。野党は行政がゆがめられたとみて首相の責任を追及する。

集中審議には長男との会食を認めた4人のうち谷脇康彦、吉田真人両総務審議官が参考人で出席する。与党は当初、野党の招致要求を拒んだが、容認に追い込まれた。2人は事務次官級で国会出席は異例。首相が説明責任を果たすかも焦点だ。

一方、総務省は会食回数や費用の負担者などを調査した結果を、22日の予算委理事会に報告する予定。職務上の「利害関係者」から接待を受け国家公務員倫理規程に違反したと認定される公算が大きく、懲戒処分が避けられない見通しだ。