国産ウイスキーの人気が世界的に高まる中、日本洋酒酒造組合(東京都)は、原料や製造方法など「ジャパニーズウイスキー」と表示できるウイスキーの定義を決めた。原材料を麦芽、穀類、国内で採水した水と規定。国内の蒸留所で製造して700リットル以下の木製樽(たる)に詰め、国内で3年以上熟成するなどとしている。

輸入原酒のみを使った商品が同呼称で流通している現状を是正し、消費者保護と品質向上につなげるのが狙い。

国産ウイスキーは炭酸水で割るハイボールのブームなどで人気が拡大。国際品評会で受賞を重ね、海外での評価も高まっている。一方で、組合によると、外国産の原酒で造った製品をジャパニーズウイスキーとして輸出するなど、呼称を巡る問題が起きているという。

組合の担当者は「海外のお客さまに混乱を招いている事態を解消し、培ってきた評価を損なうことがないよう定義を決めた」としている。(共同)