台湾でIT政策を担当する唐鳳(オードリー・タン)行政院政務委員が22日、東京電力福島第1原発事故から10年を迎える福島県の若者とオンラインで交流し、互いの国・地域が抱える課題を巡り、1時間余り意見交換した。

参加した福島側の学生が「原発事故に起因するいじめの解決法」を尋ねると、唐氏は「事実を知らないから怖くなり、拒絶反応がある。まずは事実を知って共有すること、自分のことを好きでいることが大事」とアドバイスした。

オンライン交流会は福島大の学生らが企画。福島県在住の中高大学生や台湾の大学生ら約100人が参加した。

唐氏は天才的プログラマーとして知られ、新型コロナウイルスに伴う台湾のマスク不足を解消した立役者として、世界的に名を上げた。(共同)