米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、米国での新型コロナウイルス感染による死者が22日、累計で50万人を超えた。感染者は2800万人を超えており、いずれも他国を大きく上回って世界最多となっている。バイデン大統領は連邦政府機関に26日の日没まで半旗を掲げるよう指示した。

昨年1月に米国で初めて感染者が確認されてから1年余り。ホワイトハウスは「第1次、第2次世界大戦とベトナム戦争を合わせた米国人の死者数より多い」とし、犠牲者らに思いをはせるよう呼び掛けた。

米国では昨年12月にワクチンの接種が始まり、バイデン政権が掲げる目標を上回るペースで進んでいるが、沈静化には至っていない。1日当たりの新規感染者や死者数は1月をピークに減少傾向にあるが、米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は、22日の政権対策チームの記者会見で「非常に高い水準のままだ」と警告。マスク着用や対人距離の確保、手洗いなどの基本対策の徹底を呼び掛けた。(共同)