栃木県足利市の両崖山(標高約250メートル)一帯の山林で起きた火災で、地元消防や陸上自衛隊が25日、消火活動を再開した。発生から5日目。24日時点で鎮火の見通しが立っておらず、予報では雨も当面期待できない状況だ。

25日から市内の県立高3校が休校となり、市立中と合わせて休校は4校になるなど影響が広がっている。政府は25日、首相官邸の危機管理センターに情報連絡室を設置した。

消火活動はヘリコプターによる散水と地上での放水で、市によると、宮城、茨城、埼玉など他県にもヘリの派遣を要請している。

火事は21日午後3時半ごろ、登山者からの119番で発覚した。24日夕には焼失面積が約76・5ヘクタールに拡大。市は約180世帯に避難勧告を出し、同日午後7時時点で21世帯37人が市の施設に避難した。(共同)